|
 |
 |
情報をあつかう機器は、どんどん小さくなってきました。
たとえば、第二次世界大戦を描いた映画では、兵士は大きな送受信機を肩にかつぎ、弾がふりしきる戦場をよろよろ走りまわっていたりしますが、いまでは、街を歩く女子高生が手のひらに隠れるような小型の携帯電話でしゃべっている風景があたりまえになっています。
携帯電話にはICチップが組みこまれ、今後ますます発展していくと考えられています。小銭をじゃらじゃら探さないでも、自動販売機のまえで携帯電話のボタンを押せば商品が買えたり、切符の代わりに携帯電話をかざすだけで駅の改札口を通 れるようになることがすでに明らかになっています。
>> (参考)JR東日本『ICカード「Suica(スイカ)」の活用』
かつては部屋ひとつを占めていたコンピュータも半世紀のうちに小型化していき、携帯電話サイズでウェッブページまで見ることができるまでになりました。
こうした情報機器の小型化はどうして可能になったのでしょうか。さらに多くの機能を小さな情報機器にもりこんでいけるのはなぜでしょうか。
そこには化学の進歩が大きく貢献しています。情報技術は工学的研究によって成り立っていると思われていますが、情報処理の心臓部を形づくっている半導体も、また電源部分も、情報の表示部分もすべて化学物質でできており、その革命的な技術革新によって、今日のIT革命が生まれました。
今後の情報技術の未来も、そういう意味で、化学研究にかかっているといってもいいわけです。その化学の世界では、現在、さらに大きな進展がはじまろうとしています。どんなことが起ころうとしているのかをのぞいてみましょう。
|
|