〔解説!皮膚の構造と水分・油分保持の仕組み〕
皮膚は、一番外側の表皮、血管や神経がある真皮、主に脂肪でできている皮下組織の3つに分けられます。 この中の表皮は外界から体を守る役割を果たしています。
表皮は、硬いタンパク質である角質細胞で構成された厚さ0.02ミリの
角質層
と、 角質細胞を作り出す工場である
基底層
、そして、角質層と基底層との間に、細胞が角化の発展途上にある
有棘層
と顆粒層があります。 この角質層の角質細胞を埋めているのが細胞間脂質である
セラミド
です。これが角質層に水分を維持する働きを持っています。また、角質層の表面をコーティングするように、角質層の乾燥を防いでいるのが
皮脂
です。このセラミドと皮脂が皮膚の水分保持のために活躍しています。
〔皮膚の構造〕
ところが気温が低下すると、体温を維持するために血管が縮まり、皮下の血流量が減少してしまいます。皮脂やセラミドは血液からその原料を得ているため、原料の供給量も減り、生産が少なくなります。また、皮脂の分泌量も減って、コーティングがなくなるため、角質層から水分がでていき、さらに、角質層からセラミドが少なくなっているところに、乾燥が水分を奪うことによって角質層がはがれてしまうのです。
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