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Q.タンスの中の防虫剤は、なぜなくなるのですか。 |
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A..タンスの中に長い間洋服をしまっておくと、虫が洋服の繊維を食べ、洋服に穴が空いてしまうことがありますね。虫を近づけないために防虫剤をタンスに入れておきますが、これは虫がこないよう、防虫剤から出る臭いを利用したものです。臭いは気体ですから、もともと固体である防虫剤はいつの間にか気体となり、どこかへ飛んでいっていることになります。
しかし氷を例に考えると、氷(固体)は温度が上がると水(液体)になり、さらに温度が上がると水蒸気(気体)になりますね。なのに、防虫剤はいつタンスの中を見ても、液体にはなっていません。つまり、防虫剤は固体の状態から直接気体へと変化しているのです。この変化を昇華といいます。もし防虫剤が液体になって、洋服をぬらしたら大変ですね。だから、昇華する物質が防虫剤として使用されているのです。ちなみに、防虫剤におもに利用されている物質は、パラジクロロベンゼンという石油から得られる物質です。
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