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Q.なぜ、お茶とコーヒーの香りが違うのですか。
   
  A. 人が香り(におい)を感じる仕組みはまだはっきりとはわかっていませんが、いくつかの説があります。たとえば、香りは音のような振動であるという説、香りにはそれぞれ固有の物質があるという説などがそれです。
いちばん新しい説は、刺激臭と腐敗臭以外の香りにはそれぞれ特有の物質があり、それは外形と電気(+と−)の分布で区別され、人の鼻にあるそれぞれの香りを感じる場所に入り込むというもの。つまり、コーヒーの香りの物質とお茶の香りの物質は異なった物質であり、鼻の中でそれぞれが違う場所に入り込むというわけです。
とはいえ、コーヒーの香りの物質としては、現在アルデヒド類やエステル類をはじめ約600種類以上が知られており、お茶の香りもジメチルスルフィドをはじめ100種類以上知られていますから、その仕組みはかなり複雑なものといえるでしょう。