ふしぎの国のかがくトップへ

   
 
 
Q.赤い色の染料は、どうして赤いのですか。
   
  A. 一見当たり前すぎて、かえって難しいこの問いに答えを出したのは、ドイ ツの化学者、ウィットです。
分子とは、ものをつくっている最も小さな粒である原子 が何 個か集まってできていますが、彼は120年ほど前、「染料の色は、染料の分子の 一部 分にある“ある特徴”によって決定される。
そして、赤色や青色の違いとは“ある特 徴”のわずかな違いである」ということを発見しました。
そして、その“ある特 徴” に発色団や助色団と名前をつけました。
つまり、赤色の発色団や助色団をもって いれ ば赤色染料となり、青色の発色団や助色団をもっていれば、青色染料となるわけ です 。

 現在では、ひとつの色を出すためにはどんな分子の形であればよいかが、ほと んど わかっています。
自由に好みの色がつくりだせる時代に私たちは生きているのです。