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Q.酸性雨が降ると、コンクリートが溶けるというのは本当ですか。
   
  A. コンクリートはセメントに砂や砂利を加え、水をそそぎよく練り合わせたものです。
セメントにはいくつのもの種類がありますが、一般的にセメントと呼ばれているのはポルトランドセメントのこと。ポルトランドとは英国南部の地名で、ここの石灰岩に見た目が似ていることから名付けられました。
セメントの成分は酸化カルシウムが約65%、二酸化ケイ素が約22%、酸化アルミニウムが約5%とその他の物質です。
主な成分である酸化カルシウムは、加えられた水と反応して水酸化カルシウムに変化します。
水酸化カルシウムは消石灰とも呼ばれる白い粉末で、塩基性(アルカリ性)の物質です。
酸性雨が降ると、雨中の酸と水酸化カルシウムが中和反応(酸性の物質と塩基性の物質が反応し、「水」と食塩などの「塩」と呼ばれる物質ができる反応)を起こすため、セメントが溶けてしまうのです。