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Q.なぜ、絹とナイロンは似ているのですか。 |
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A. 絹の原料は蚕の出すまゆ糸を数本よりあわせて作る生糸で、卑弥呼の時代にはすでに絹の衣服があったようです。
生糸は木綿や羊毛と比較して非常に細長く強い糸で、しなやかかつきれいな光沢をもっており、その主成分はフィブロインというタンパク質です。フィブロインはアミド結合(―NHCO―)で長い糸になっており、このような特徴をまねて、1938年、アメリカのカロザースが世界最初の合成繊維としてナイロンを発明しました。つまり、ナイロンは絹に似せて作られたのです。
ナイロンは、絹より丈夫で値段が安いため、くつ下などの衣服や歯ブラシの毛、ロープなどに利用されますが、絹に比べ、水と結びつきやすいアミド結合の数が少ないので、吸湿性は小さくなっています。ナイロンの発売時の宣伝コピーは、「石炭と空気と水から作られ、クモの糸より細く鋼鉄より強い糸」でした。
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