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 〔解説!保湿成分の効能〕

肌を乾燥から守る秘訣は、まず肌の水分の蒸発を防ぐこと、 そして水分を肌に維持させることにあります。市販されている保湿を目的とした化粧品は、様々な保湿成分となる化学物質を利用して 以下のような効能を発揮しています。

(1)肌から水分が蒸散しないように、肌の表面に皮膜を作る
(2)吸湿性のある水溶性成分や天然保湿成分を外から補給する
(3)角化細胞で水分を保持する細胞間脂質(セラミド)を補充する

保湿成分には以下のようなものが挙げられます。

〔保湿成分の例〕

成分 性質
グリセリン 構造式:HOCH2CH(OH)CH2OH
3価アルコールのひとつで、グリセロール、リスリンとも いう。吸湿性が高く、また体温では蒸発しないため、 皮膚表面の乾燥を防ぎ、うるおいを保つ効能がある。
コラーゲン 人間の体内にあるたんぱく質の30%を占める繊維状の物質。 保湿効果に優れており、皮膚の老化防止効果もある。
食品やサプリメントから摂取する場合はビタミンCや鉄分と一緒に摂取すると有効。
尿素 構造式:H2NCONH2
水素結合により水分子と結びつきやすく、皮膚の水分の蒸発、吸収、保持する効能がある。その他、創傷治癒作用、つまり傷が早く治る作用や細胞を活発にする作用がある。
ヒアルロン酸NA 高粘性のムコ多糖の一種。
非常に保湿性に優れ、1グラムで約6リットルの水を保持するという強力な保水力を持つ。皮膚の保護膜や肌荒れ防止剤として使用される。