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 【解説! アルカリ性洗剤】


お風呂のカビ取り剤や換気扇用洗剤、窓ガラスの洗剤は、多くの場合、アルカリ性洗剤に分類されます。アルカリ性とは、水溶液の性質(中性、酸性、アルカリ性)を決めるpHが11以上の溶液のことをいいます。

〔水溶液の性質〕
酸性 弱酸性 中性 弱アルカリ性 アルカリ性

pH3

pH7

pH11

特に、カビ取り剤や換気扇用の洗剤には、強アルカリ性をもつ水酸化ナトリウムが主に使用されています。アルカリは、組織のタンパク質と結合し、溶かしてしまう力をもっているため、なかなか落ちないお風呂場のカビを簡単に落とすことができます。その他、頑固な油汚れにも効力を発揮します。


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アルカリ性洗剤の表示

ここで注意しなければいけないのは、強アルカリ洗剤は、取り扱いを誤ると人体にも影響を及ぼす可能性があることです。例えば、アルカリ性洗剤に手でさわるとぬるぬるするように感じるのは、アルカリが皮膚の蛋白質を溶かしているからです。また、吸い込んだり誤って飲んでしまったときの中毒作用も挙げられます。

また、このようなアルカリ性洗剤によく併用されているものに塩素系漂白剤があります。これは汚れを落とした際に漂白することによって、さらにきれいにするために使用されているものです。しかしながら、この塩素系の洗剤と酸性洗剤を併用すると、互いの効果を相殺するどころか、塩素などのガスが発生し、大変危険です。

その他、食器洗いやトイレ、浴室、衣類等の軽い汚れには中性洗剤が使用されます。中性洗剤もアルカリ性洗剤も酸性洗剤もほぼ全ての洗剤には界面活性剤が使用されており、中性洗剤は主にこの界面活性剤の作用で汚れを落とします。アルカリ性洗剤や酸性洗剤は、この界面活性剤では落としきれない汚れを落とすための助剤としてアルカリや酸が加えてあるものなのです。

洗剤の効能や特性を十分理解して安全に使用し、健康で便利な生活を送りましょう。

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