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Q.空気中の窒素から肥料が作れるというのは本当ですか。 |
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A.まずドイツのハーバーボッシュという人たちが、空気中の窒素と工業的に製造した水素を原料としてアンモニアを合成する方法(ハーバー法)を開発しました。
そしてこのアンモニアを原料として硝酸をつくり(オストワルト法)、さらに硝酸を使用して窒素肥料を製造することに成功したのです。
ハーバーとボッシュははじめ、火薬の材料の一つとしてアンモニアを人工的に作ろうとしました。
火薬製造に欠かせない材料の1つにチリ硝石(南米のチリで産出)がありますが、ドイツはこれを十分に輸入できなかったので、人工的に製造しようとしたのです。
当時のドイツ皇帝ウイルヘルム二世はアンモニア合成法の完成を聞き、「世界中を敵にしても戦争に勝てる」と言ったと伝えられています。これは科学技術が善用も悪用もできるといういい例といえるでしょう。
(ハーバー法)・・・N2(窒素)+3H2(水素)→2NH3(アンモニア) |
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